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ビーフシチュー

ビーフシチューは肉じゃがのお兄さん!?

2月も後半に差し掛かり、日差しが暖かくなってきました。でもまだまだ朝晩は寒い日が続きます。そんな時は温かいものを食べて身体の中から温まりましょう!

シチューは、フランス料理の仲間になります。日本へ伝わってきた時期は早く、昔からレストランでは馴染みのある料理のひとつです。

実は、ビーフシチューには面白い話があります。
ヨーロッパに留学をしていた軍人が、日本へ帰ってきたときに留学中に食べたビーフシチューを部下に作らせたのが「肉じゃが」の始まりだったという説です。全然味が違うと思うかもしれませんが、その当時の日本にはビーフシチューを作る調味料もありませんでしたし、留学から戻ってきた軍人の話を参考にイメージで作ったため、しっかりと再現できなかったということです。
今や日本の家庭料理のトップに君臨する肉じゃがですが、元をたどれば外国の料理を参考にしていたとは驚きですね。

ビーフシチューも肉じゃがも、煮込み料理としては同じ分類になりますが、大きな違いと言えば、使う肉が違うということです。
ビーフシチューはその名の通り、牛肉を使うのが一般的です。牛肉の赤身部分には鉄分が多く含まれていて、貧血予防に効果的です。また、スタミナをつけるには牛肉が一番おすすめです!効率よくエネルギーに変えてくれる栄養素が盛りだくさんです!
肉だけではなく、野菜もたくさん煮込んでおいしく食べられるのも特徴です!ぜひ献立のレパートリーの一つとして取り入れていてはいかがですか?

材料(5〜6人分)

  • 牛肉500g
  • じゃが芋小8個
  • 人参2本
  • 玉ねぎ3個
  • しめじ1房
  • ほうれん草5束
  • 生クリーム適量
  • 赤ワイン200ml
  • 800ml
  • はちみつ大さじ1
  • ケチャップ大さじ2
  • ビーフシチューのルウ160g
  • サラダ油大さじ2
じゃが芋はしっかりと洗い、皮ごと鍋で柔らかくなるまでゆでる。
圧力鍋にサラダ油をしき、牛肉を炒める。
表面に火が通ったら、赤ワインと水を入れ、圧力をかけて5分ほど加熱する。
加熱が終わったら火を止め、圧が抜けたのを確認したら蓋を開け、アクを取り除く。
1㎝の串切りにした人参と、縦に6等分した玉ねぎを加え、再度圧力をかけて5分加熱する。
加熱が終わったら、圧を抜いて蓋を開ける。しめじを加え一煮立ちさせる。
はちみつとケチャップ、ルウを加えてトロトロになるまで煮込む。
別で茹でていたじゃが芋の皮を剥き、食べやすい大きさに切り、出来上がったビーフシチューに加える。
皿に盛り、茹でたほうれん草の上に乗せ、生クリームをかけたら完成!

煮込んでいると玉ねぎが溶けてなくなってしまうこともありますが、溶けることでビーフシチューの甘みが増します!

管理栄養士 中島より

気温の変化が激しい時期は、その変化に身体が対応しきれずに風邪をひきやすい時期でもあります。そんなときにこそしっかりとスタミナと十分な栄養が摂ることが大切です。どんな風邪もまず免疫力が下がることでひくことが多いですので、しっかりと毎日の食事を充実したものにしましょう!

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