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うなぎ丼

ウナギと梅干しの食べ合わせは消化にいい!

皆さんは土用の丑の日について知っていますか?「なんとなーく、ウナギを食べる日かな?」といったことはご存知かと思います。
土用の丑の日の『土用』は、季節の最後に割り振られ、土用の明けから新しい季節が始まる日となります。夏の土用は、暑さが厳しく夏バテしやすいため、精のつくものを食べる習慣が出来ました。
そして、『丑の日』には『う』のつくものを食べると病気にならない。という迷信が生まれ、土用の丑の日にウナギを食べるようになりました。

ちなみに、『ウナギと梅干しの食べ合わせはNG』と言った話を聞いたことはありませんか?昔から、食べ合わせの良くないものの代表として言われてきました。実際には、梅干しの酸がウナギの脂の消化を避けるため、食べ合わせ的には好ましいです。
ではなぜ、一緒に食べてはいけないと言われていたかというと、ウナギも梅干しも、食欲を増進させる食べ物なので、食べ過ぎてしまわないように、高価なウナギをたくさん食べてしまうといった贅沢をしないようにといった説があるからです。他にも、昔は梅干しの酸が栄養たっぷりのウナギの栄養分を消化してしまう説や、ウナギの脂と梅干しの酸が刺激し合って消化不良を起こしてしまうからといった説もあります。
現代と違って、医学や化学は進歩していない時代でしたが、健康であるため、そして贅沢をしない慎ましい生活を送るための、先人たちからのアドバイスだった訳ですね。

今年の土用の丑の日は7月24日と8月5日です!1000年以上前から、夏バテにはウナギを食べると良いと言われるぐらい、栄養満点の食材です。土用の丑の日にウナギを食べて、残りの夏も元気に過ごしていきましょう!

材料(2人分)

  • ウナギかば焼き一尾
  • (かば焼きのたれ)一袋
  • 卵(錦糸卵)1個
  • 砂糖小さじ1
  • 炊いたご飯300g
  • 刻みのり適量
お米を少し固めに炊いておく。
ウナギのかば焼きをグリルで加熱し、少し焦げ目がついてきたら火を止める。
砂糖を混ぜ合わせた溶き卵をフライパンで薄く焼く。完全に火が通ったらフライパンから取り出して、千切りにする。
丼に、ご飯、卵、一口大に切ったウナギの順にのせてかば焼きについてきたたれを上からかける。
最後に刻みのりを飾り出来上がり!!

最近では既にかば焼きになったウナギがスーパーに売っている為、簡単にウナギ丼が出来上がります!ウナギの値段はちょっと高いですが、年に1度の行事ですので、ぜひ家族みんなで食べましょう!

管理栄養士 中島より

ウナギにはビタミンA、ビタミンDが豊富に含まれています。ビタミンAに関しては成人が1日に必要な量の3倍も含まれおり、ビタミン豊富な魚介類の1つです。また、炭水化物の消化を助けるビタミンB1も豊富に含まれてれおり、丼にすると効率よく栄養を吸収してくれるので、スタミナ回復にはもってこいの料理です。ぜひ土用の丑の日にはウナギを!

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