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野菜たっぷりハンバーグ

野菜嫌いもおいしい! 野菜好きにはもっとおいしい!!

野菜嫌いなお子様にどうすれば野菜を食べてもらえるのか、食卓の悩みの種の一つだと思います。なかなか好き嫌いが直らず、諦めてはいませんか?いつか食べられるようになるだろう。大人になったら食べるだろうと思っていませんか?しかし、大人になってからの健康は子どもの時きの食事で決まります。そして生活習慣病は、日々の食生活の乱れから起こるものですが、子どものうちの親から教わった食生活というものは、大人になっても変わりません。『野菜が嫌いだから食べさせなくてもいいや。』といった食生活を送っていると、『嫌いな野菜は食べなくても大丈夫だ。』とそのまま成長してしまい、気づいた時には病気になってしまうのです。

逆に、諦めず野菜を食べるように応援してみて下さい。「頑張り屋さんだから、何でも1口は食べるんだよね。」「野菜に勝てるかな?」と誘ってみましょう。そして野菜を食べられたら「すごい!」「頑張ったね!」とほめてあげてください。そうすれば、野菜を食べると喜んでくれる。食べる必要があるんだ。と感じてくれるかもしれません。

嫌いなものをいきなり食べさせるのは難しいと思いますよね。そういった時は、大好きな料理の中に混ぜてしまいましょう。そして、食べられた後、「嫌いな野菜入っていたけど、食べられたね!凄い!」と褒めましょう!
今回はハンバーグにピーマンとニンジンを入れました。野菜嫌いを直すきっかけとしてぜひ参考にしてみませんか?

材料(2人分)

< ハンバーグ >

  • 合挽き肉200g
  • タマネギ100g (中1/2個)
  • ニンジン40g (中1/3個)
  • ピーマン1個
  • すりおろし生姜小さじ1
  • 1個
  • 牛乳大さじ3
  • パン粉大さじ3
  • ケチャップ大さじ2
  • 塩こしょう少々

 

< ソース >

  • ケチャップ大さじ2
  • ウスターソース大さじ1
  • 50㏄
  • バター30g

 

< 付け合せ >

  • ブロッコリー適量
  • ミニトマト適量
ニンジン・タマネギ・ピーマンを細かいみじん切りにする。
ボウルに合挽き肉とすべての調味料と、野菜を入れて混ぜ合わせます。
具から粘りが出てきて、野菜の香りがなくなるまで、手で十分に混ぜ、ハンバーグの形に成形する。
フライパンにサラダ油を敷き、ハンバーグを入れて、中央部分を指で凹ませて中火で焼き上げる。
焼き色がついたらひっくり返して、弱火にしてふたをする。
中心部分を爪楊枝で刺して、赤い肉汁が出てこなくなったら、フライパンから皿にとる。
フライパンの余分な油と、食材のカスをキッチンペーパーで取り除き、水とケチャップとウスターソースを混ぜ合わせてバターを溶かし加えて煮詰め、ソースをつくる。
ブロッコリーを塩ゆでし、ミニトマトを洗う。
お皿に盛り合わせたら出来上がり!

管理栄養士 中島より

子どもの好き嫌いをなくす確実な答えというのは、昔も今も見つかっていません。十人十色というように、一人ひとり性格も違えば、個性がありますので、その子に合った対応が大切になってきます。恵方巻の回でお話しした通り、自分で食べる食事を自分で作る事が有効になったりしますし、なぜ食べなければいけないのかを理由づけしながら食べさせるのも有効だったりします。試行錯誤してその子に合った方法を見つけていきましょう。そのためにも、一緒に食事をする時間というものは大切です。なるべく家族みんなで食卓を囲むようにしていきたいものです。

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