恵方巻

恵方巻という言葉は、実はコンビニが恵方巻という商品名を採用したことから広まったのは知っていましたか?それまでは丸かじり寿司や1本寿司などの名前で売られていました。しかも、関西方面だけで行われていた伝統行事だったのですよ!
恵方巻の特徴と言えば、食べ方です!
1.1本まるまる切らずに食べる!
2.無言で目をつぶり食べる!
3.その年の幸福を呼んでくれる神様がいる方角を向いて食べる!
今年の恵方は『西南西』です!
幸福を呼ぶ神様との縁を切らないように、そして口から福が逃げないように、いろんな想いが込められているイベントです。
福を呼び込むため、七福神をちなんで7種類の具を入れることが基本となりますが、最近では様々な恵方巻が出てきました。市販で売られているものを買うよりも、自分なりの恵方巻を作って食べる方が、食卓が賑わい明るくなりますね。
今回は、基本的な恵方巻についてご紹介します。

材料 (4人分)

酢飯の材料

卵の材料

しいたけ煮

作り方

酢飯を作る

  1. 米は固めに炊く。
  2. お米を炊いている間に、寿司酢を作る。
  3. 酢、砂糖、和風だし、塩を鍋に入れて、砂糖や塩が溶けるまで煮詰める。
  4. 溶けたら、お米が炊けるまで冷ましておく。
  5. 炊き上がったお米を、大き目のボウルやバットに入れ替えて、寿司酢を混ぜ合わせる。
  6. お米をつぶさないように、しゃもじで切るように混ぜ合わせる。

卵焼きを作る

  1. 卵を溶いて、和風だし、砂糖、しょうゆを混ぜ合わせる。
  2. フライパンに油をひいて、卵を一度に入れて、弱火て焼く。
  3. 裏返して両面焼き、1cm角の棒状に切る。

煮しいたけを作る

  1. 鍋に干し椎茸と200mlの水を入れて柔らかくなるまで戻す。
  2. 柔らかくなったら、弱火で10分煮る。
  3. 砂糖と醤油を加えて15分ほど煮る。
  4. 汁に入れたまま冷まして、味を含ませる。使うときに煮汁を絞り、薄切りにする。

そのほかの材料を準備する

  1. 桜でんぶ    :使いやすいように小皿に取り分けておく。
  2. 三つ葉     :沸騰したお湯に10〜20秒ほどさっとゆでて、水で冷ます。
  3. カニかまぼこ  :使いやすいようにほぐす
  4. きゅうり    :4等分に切る。
  5. 味付きかんぴょう:海苔と同じくらいの長さに切っておく

巻く

  1. 巻きすを広げて、海苔をおき、寿司飯を1/4に分け、巻きすの向こう側は1/5空けて、4隅まで平らに広げる。
    ※ 海苔の奥はスペースを空けておくこと
  2. 寿司めしの中心に、準備した材料を1/4等分に分けて乗せる。
    ※ こぼれる可能性のある具材(桜でんぶなど)は手前ではなく奥に乗せること。
  3. 巻く!

管理栄養士より

野菜を育てると、育てた野菜を食べることができるように、自分の食べる食事を作ることも、好き嫌いをなくす1つの方法になります。きっとこんな味になるだろうとか、好きなもの同士だったらもっとおいしくなるはずだ!とか、想像力も掻き立てられるので、脳の発達にも影響があると言われています。
恵方巻は、食材を準備すれば、あとは巻くだけですので、お子さんに料理に触れてもらう1つのきっかけとして、一緒に恵方巻を作るのも良いかもしれません。

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