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お母さんからの応援メシ

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クラムチャウダー

生のアサリでなくても、缶詰でカンタン!

アサリの語源はいくつかあります。
ひとつは、浅い場所にいるため『浅貝』と書いてアサリと読む。また、「あ」は浅い、「さり」は砂利で砂地にいくことから。また、海辺でよく獲れるので、「漁る」を変えてアサリにと呼び始めた。などなど。
このように、簡単によく獲れるアサリは、日本の食卓にとてもなじみ深いものです。しかし、そんなアサリも日本で消費される量の半分は、輸入に頼ってしまっているのが現状です。以前は1年の収穫量が10t以上もあったアサリが、現在、2tほどに減ってしまいました。原因は、海の汚染や、乱穫、生息地の埋め立てなど様々ですが、ほとんどが日本人の私利私欲によって招いたものなのです。私たちが生活しやすいように、好きなだけ好きな時に食べられるように、アサリは犠牲になってしまったのかもしれません。
「いただきます。」という言葉の通り、全ての命に感謝して、食事を頂きたいものです。

材料(4人分)

  • アサリ缶詰1缶
  • ベーコン70〜100g
  • 玉ねぎ中1個
  • じゃがいも中1個
  • 人参中1本
  • 小麦粉大さじ2
  • バター20g
  • コンソメ1個
  • 塩こしょう少々
  • 250㏄
  • 牛乳500㏄
ベーコン・玉ねぎ・じゃがいも・人参は角切りにしておく。
鍋にバターを溶かして、ベーコンを炒める。
ベーコンに火が通ったら、切った野菜を入れて玉ねぎが透き通るぐらいまで炒める。
火を止めて、小麦粉を入れて野菜となじませる。
水とコンソメ、そしてアサリの缶詰を加える。缶詰の汁は捨てずに一緒にいれましょう!
弱火で煮込んで、野菜が柔らかくなったら牛乳を加える。
温かくなったら出来上がり! 

低カロリーの割には高タンパク質・低脂質なアサリ。良質なタンパク質を摂取するのに適しています。また、鉄や亜鉛などを多く含むので、貧血予防になるのも魅力です。しかし、アサリを生で食べてしまうと、体の中にあるビタミンB1を破壊する酵素を持っているので、生のまま食べないようにしっかりと火を通していただきましょう!

管理栄養士 中島より

火を通したり、加工したりしてある食材は、栄養価が落ちる場合もありますが、アサリは、生でも缶詰でも、栄養価ほとんど変わりません。塩分の量も増えないので、手間でなかなかアサリを生から料理できない場合は、缶詰を使用してみましょう!

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