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日本最初の給食

日本最初の給食

今では当たり前に学校に出ている給食の始まりは、約120年前の明治22年、山形県の鶴岡町の市立忠愛小学校だと言われています。このときはまだ今のようなちゃんとした給食の形ではなく、学校へお弁当を持ってくることのできない子供たちへの欠食対策として始まりました。その後も、栄養不足の児童対策として給食は広まっていきました。

今のような給食の形に変化してきたのは、戦後からです。給食の種類もバラエティ豊富になり、揚げパンや牛乳が登場していきます。そして給食が指導の一環として考えられ、みんなで食事をする楽しさや、配膳、食事のマナー、食事をする事への感謝を学ぶ場となりました。

給食が始まった時の、栄養不足対策とは違い、食が豊富になったことによる子ども達の肥満の増加や食生活の乱れの改善、そして自ら食を選択する力を身に付けるための『食育の教材』として今の給食があります。
これから身体を作る子どもにとって適切な栄養を守ることは、将来の健康を守ることに繋がっていきます。学校給食は、どこの食事よりもその年の子どもに合わせて作られている献立です。子どもの将来を守るお母様の食事の参考にぜひ献立表などを活用してくださいね!

材料(1人分)

< おにぎり >

  • 炊いたご飯80g
  • 少々

< 焼き鮭 >

  • 生鮭1切れ
  • 大さじ1

< 菜の花の浅漬け >

  • 菜の花30g
  • 浅漬けの素大さじ1

< おにぎり >

ご飯80gを2等分にわけて形よく2つ作る。

< 焼鮭 >

  1. 塩鮭に酒をまぶして強火で焼く。
  2. こんがりとした焼き目がついたら、裏返す。
  3. 同じように焼き目がついたら出来上がり!

< 菜の花の浅漬け >

  1. たっぷりの鍋に水を入れ、沸騰させる。
  2. 沸騰させたお湯に洗った菜の花をいれでゆでる。
  3. 鮮やかな緑色になってきたら、ざるにあげ冷水で冷やす。
  4. かるく絞って水気を切る。切らずにポリ袋に菜の花と浅漬けの素を入れ、しっかりと合わせる。
  5. 食べやすい大きさに切って焼き鮭と一緒に盛り付けて出来上がり!

献立としては、必要最低限、大事なものだけの献立です。栄養過多な現代の食生活とは違い栄養不足が問題となっていたためということが分かります。日本の食生活の変化に合わせて献立の重要視すべき点が変わってきます。自分のお子様には何が必要なのかしっかり把握するためにも、給食を活用していきましょう!

管理栄養士 中島より

お子様の生活習慣病の原因として、食の欧米化が指摘されています。そのため、給食もご飯を主食とした、和食が多く取り入れられてきています。お子様の好きなものを食べさせるのは、食事を楽しくさせるために大切なことですが、お子様の将来を考えて様々な食事を味あわせるのも、お母様の腕の見せ所です。好きなものを好きなだけ食べることが出来る時代、どういった食事が大切なのか、親から子へ伝えていくことも必要な教育のひとつなのかもしれません。

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