春の野菜で冬に落ちた代謝を上げよう!

『春の皿には苦みを盛れ』という言葉を知っていますか?
これを分かりやすく言うと『春が旬の野菜を食べましょう』ということになります。
春が旬の野菜には、菜の花やふき、タラの芽など、苦みの強いものが多いです。
この苦みが苦手で食べないという人も多いのではないでしょうか。

実はこの苦みこそ、季節は冬から春に変わるように、私たちの体も春に向かって代謝を良くする働きがあるのです。
冬の寒い時期は、体温を逃がさないために出来るだけ身体を動かさないように、そして実りの少ない冬を乗り切れるように代謝を落として、栄養を蓄えるようになります。そのため、冬は脂肪がつきやすくなるのです。
しかし、春になり気温が上がってくると、基礎代謝が高まり、体内にため込んでしまった毒素を出しやすくなってくるのです。その変化をスムーズに、そして効率的にしてくれるのが春の野菜です。
さらに苦みの強い春の野菜には、抗酸化力の強いものが多いです。この抗酸化作用が老廃物を身体の外に出してくれる働きをしてくれます。

旬のものは、私たちの体に必要な栄養素や働きをもっています。冬を乗り切る身体から、春を活動的に生活できる身体にシフト出来るように、春の野菜をとっていきましょう!!

材料 (2人分)

作り方

  1. たっぷりの水を鍋に入れ、沸騰させる。
  2. 菜の花を沸騰した鍋に入れて色鮮やかになるまで茹で、適当な長さに切っておく。
  3. スパゲッティを1パーセントの塩を入れた湯でゆでる。
  4. スパゲッティを茹でている最中に、フライパンにバターとニンニクを入れて炒める。
  5. フライパンにしらすを加え、醤油を加える。
  6. ゆであがったスパゲッティを鍋からだし、水気を切る。
  7. フライパンにスパゲッティを入れて、混ぜ合わせる。
  8. 菜の花と白ごまを混ぜ合わせる。
  9. 皿にスパゲッティを盛り、刻みのりをのせて、出来上がり!!

管理栄養士より

1年中、旬ではない野菜もスーパーに並んでいるため、食べたい野菜、食べられる野菜を買うことが出来ます。しかし、なぜ旬の野菜を食べることを推奨しているのかといえば、旬の野菜の栄養素が豊富なこと、そして私たちの体に必要な栄養素を持っているからなのです。旬の野菜を知って、季節の変化に応じた食事を出来るようにしていきましょう。

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