平安時代から続く行事食

天の川の、きめ細やかな星の群れをはさんで、織姫の星のこと座のベガ、そして彦星の星のわし座のアルタイルが、七夕の物語の2人です。
働き者の2人が恋愛に夢中で仕事をしなくなったことから、離れ離れにされてしまい、しっかりと仕事をする事を条件に年に1度だけ再会する事が出来るというロマンチックな物語が日本では有名です。

しかし実は、七夕の物語は日本にあるものだけではありません。世界それぞれの七夕の物語があるのはご存知でしたか?
例えば、フィンランドでは天の川を光の橋に見立てた七夕のお話があり、ギリシャにはこと座のベガに関係する悲しい物語があります。
中国に関しては、中国の様々な地域でたくさんの七夕に関する物語があったりと、世界中で綺麗な星空を眺めては、様々の物語が生み出されたと思うととても素敵ですね。

日本の七夕の日には、そうめんを食べるといった風習が昔からあります。具を星型にしたり、そうめんを天の川に見立てたりして、今年も無事織姫と彦星が再会できるように、星に願いを込めながらぜひ七夕のそうめんを食べてみてくださいね!

材料 (2人分)

作り方

  1. 人参を約2㎜の輪切りにして、星型で抜く。ローストハムも同様に星形で抜いておく。
  2. オクラを輪切りにし、人参と一緒に熱湯でさっとゆで、水にさらす。
  3. ミニトマトは半分に切っておく。
  4. そうめんを表示時間通りにゆで、流水で洗い、水気を切る。
  5. 器にそうめんを盛り、人参・ローストハム・ミニトマト・オクラを飾り、麺つゆをかけて出来上がり!!

そうめんには、緑やピンク、黄色など色のついたものもあります。いつもと違う雰囲気を出したい時は活用してみると良いでしょう!!

管理栄養士より

七夕も季節の節目を祝い、子供の成長を願う節句の1つです。ぜひそれを意識して献立を作成してみましょう。いつも食べるそうめんもちょっと工夫するだけで、特別な食事に変化します。季節に合わせた行事の多い日本を十分に味わって心豊か子供の成長を願いましょう。

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