お母さんからの応援メシ
めん処上州の粉食文化
群馬の伝統郷土料理おきりこみ!みんな知っていましたか?
群馬県は、山の噴火などにより、お米を栽培するには適さない土地だったため、お米よりも小麦を栽培する習慣がついてきました。
おきりこみの名前の由来は、こねた生地をへらの上から直接鍋の中へと「切り込む」調理法に由来しています。
麺が太いだけで、うどんと何が違うの?と思うかもしれません。
1つは、麺を作るときに塩を加えないこと、そして、うどんは、ゆでてから麺つゆと一緒にするのが基本的なのに対して、おきりこみは、生めんのまま麺つゆに入れて煮込みます。そのため、とろみのついたつゆが出来上がります。
とろみのついた温かいつゆは、体の芯から温めてくれるので、冷えた体に最適です。
昔は、おきりこみが日常の家庭料理として食べられていました。うどんというのは、特別な行事の時に食べられていたそうですよ。
うどんが家庭料理になっている今の生活とは、逆ですね。
材料 (4人分)
- 生麺300g
- 人参(2ミリいちょう切り)1/2本
- 牛蒡(2ミリ斜め薄切り)1/2本
- 大根(2ミリいちょう切り)160g
- しいたけ(千切り)2g
- しめじ2株
- 里芋(1センチいちょう切り)40g
- 油揚げ(短冊切り)10g
- 白菜(2センチ短冊切り)300g
- 長ネギ(斜め薄切り)7g
- 濃い口しょうゆ180ml
- サラダ油適量
- 和風だし10g
- 水1600ml
作り方
- 鍋にサラダ油をひき、人参・ごぼう・大根を軽く炒める。
- (1)にだし汁を入れて、一煮立ちさせ、アクを取り除き、しいたけ、しめじ、里芋、油揚げ、白菜・長ネギを入れて煮る。
- 野菜が煮えたら、生麺をそのまま入れる。(おきりこみのポイント!)
- 麺に火が通ったら、しょうゆを加えて味を調えて出来上がり。
管理栄養士より
群馬の冬の伝統料理ですので、冬の野菜がたっぷり入っています。冬の野菜は身体を温めてくれる働きを持っているものが多いです。たとえば、おきりこみに入っている『里芋』なんかは、身体を温めてくれるのはもちろん、里芋の粘りに含まれる成分は、免疫力を高めてくれる働きがありあります。まだまだ寒い日が続き、風邪やインフルエンザが流行っていますね。
お子様の免疫力を高めるためにも、おきりこみはいかがでしょうか?
今までの応援メシ
- 三色芋きんとん
- 新玉ねぎのサラダ
- たけのこご飯
- 卵のキッシュ風
- かぶのえびあんかけ
- セロリのコロコロスープ
- ビーフシチュー
- ホットチョコレート
- いわしの南蛮漬け
- はんぺんのピカタ
- みかんのピール
- もっちもちピザ
- 中華風雑炊
- 年越しそば
- クリスマスケーキ
- 白菜餃子
- ブロッコリーツリー
- ぶり大根
- ブロッコリーのピーナッツ和え
- ホットワイン風ブドウジュース
- 和風あっさりポトフ
- かぼちゃプリン
- 鮭とほうれん草のクリームスパゲッティ
- レンコンのサラダ
- 鶏肉のから揚げ
- おにぎり
- お月見団子
- きのこの炊き込みごはん
- さつま芋のサラダ
- 具沢山トースト
- 豆腐ムース
- カジキのムニエル トマトソースがけ
- 盆汁
- なすのラザニア風焼き
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- うなぎ丼
- ゴーヤチャンプルー
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- 豚肉のしょうが焼き
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- 苺プリン
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- ひし餅ちらし寿司
- 野菜たっぷりハンバーグ
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- おきりこみ
- 恵方巻
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