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きのこの炊き込みごはん

きのこの山?きのこは山!!

運動の秋、読書の秋、芸術の秋、様々な秋がありますが、やっぱり食欲の秋だなぁ...なんて方も多いのではないでしょうか?秋は実りの多い季節になるため、秋が旬の野菜や魚、山菜などが多いです。そんな中、秋の旬の代表と言えば『キノコ』が思い浮かぶのではないでしょうか?お米と一緒に炊いたきのこご飯、とっても美味しいですよね!

キノコは世界最大の生物と言われています。キノコより大きな生物なんてたくさんあるじゃないと思っているのだとしたら、それは大間違いなのです!キノコは土や枯れ木の下に、細い糸のようなものを張り巡らして生きています。この細い糸がキノコの本来の姿で、その大きさは一つのキノコで山の大きさと同じになると言われています。だから、私たちがスーパーなどで見かけるキノコは、体の一部分だったということです。
私たちの目に入る山の大きさが、1つのキノコの大きさと考えると驚きですね。

キノコは、動物でも植物でもない菌類の一種です。菌類は、解明されていることの方が少ない、謎の生命体ですが、山の自然を守っていくうえで重要な役割をしてくれているのは分かっています。キノコが1つの山を、体を張って自然を守っていることに感謝しながら、おいしい秋の味覚として堪能しましょうね!

材料(4〜5人分)

  • 3号
  • エリンギ1/2パック(100g)
  • しめじ1/2パック(100g)
  • しいたけ2房
  • 人参1/2本
  • 油揚げ1枚
  • 和風だし大さじ1
  • 醤油大さじ2
  • みりん大さじ2
  • 大さじ1
  • 刻みのり適量
  • 三つ葉適量
キノコ類は石づき(下の部分)を切り取り、手でほぐした後、食べやすい大きさに切っておく。
人参は荒いみじん切りにする。油揚げは、縦に2等分にし、0.5cmぐらいで切っておく。
切ったキノコ類と人参、油揚げをボウルに合わせ、和風だし、醤油、みりん、酒を入れて10 分ほど浸しておく。
お米をとぎ、炊飯器に入れ3合の量まで水を入れる。
浸しておいたキノコ達と調味料を入れてご飯を炊く。この時かき混ぜないようにする。
いつも通りご飯を炊き、炊き上がったら全体に具材が混ざる様にさっくりかき混ぜる。
お茶碗に盛り付け、上にのりと三つ葉を盛り付けば出来上がり!

炊く前に、キノコとお米をかき混ぜてしまうと、お米と具材に温度差が出来てしまうためうまく炊き上がりません。美味しく作るためにはかき混ぜない!注意しましょう。

管理栄養士 中島より

キノコには、腸を元気に綺麗にしてくれる『食物繊維』、カルシウムの吸収に必要な『ビタミンD』、皮膚や髪の毛を健康に保ってくれる『ビタミンB1』、そしてキノコにしか含まれない、免疫力の向上やガンの回復に役立つと言われている『β-グルカゴン』などがたくさん含まれています。栄養たっぷりの身体に良い食材です。小さい頃からキノコを使った料理を取り入れて、好き嫌いで食べられないなんて事にならないよう、しっかりと食経験を積ませてあげましょう!

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