マッシミリア—ノ・ジャッティさん

ジョイフルサッカークラブ ドリームアッププロジェクト in 長野 & 新潟 開催!!

2017年5月13日土曜日 IN長野県・2017年5月14日日曜日 IN新潟県 の二日間に渡り、ジョイフルサッカークラブドリームアッププロジェクトが開催されました!!

今回の特別コーチには、マッシミリア—ノ・ジャッティさん(通称 マックス)と渋澤さんです。

ジャッティさんはセリエAの強豪クラブ、ウディネーゼが提携するクラブで指導者としてスタートし育成年代の指導にあたっていました。その実績と手腕を評価され、ウディネーゼに引き抜かれ、セリエAの下部組織で主にU12−U14世代の指導をし、そこでも優秀な成績を収められています。
現在は、元イタリア代表のFWディ・ナターレ(ウディネーゼ所属)が作った育成専門の強豪クラブで育成の分析スタッフとして活躍中です。

渋澤さんは高校時代は千葉県の名門、市立船橋高校でサッカー部で夏のインターハイで全国優勝を経験。自身も得点ランキング2位に輝く。卒業後は国士舘大学に進学するも、1年で退部し、単身イタリアに渡り、セミプロリーグで4年間プレー。その後、ポーランドリーグに移籍し、プロとして1年間プレー。
引退後は、株式会社ユーロプラスインターナショナルに所属し、海外を目指す選手のエージェントとして、小学生から大人までのカテゴリーの選手のサポートをしています。

ジャッティさんの指導は声に出して伝えてくれる指導をしてくれました!練習の始まりの合図は一回一回声を上げて盛り上げてくれます!
「pronti〜via!!」とイタリア語です!日本語では「よ〜いどん!」と似たような事だそうです。その声掛けでみんなの集中力も自然と上がっていきました!

練習の中で大事にしていることは「考える事」を話してくれました。味方にパスをしたら終わり、シュートしたら終わり、ではなく次にどう動くのかを考えながら常に動くことが大事と伝えてくれました。

その話が一番伝わってきたのはシュート練習の時でした。

日本では「1・2シュート」→ 味方にパスをして、そのパスをシュートする人に落としてシュートをするという練習が良くありますが、ジャッティさんの練習では
1.ポストシュートをする。
2.シュートした人が今度はパスを出す。
3.シュートした人が次は1対1のDFをやる。
という、日本では一つ一つやる練習を3つ繋げて練習をやりました。はじめは生徒たちも動きに戸惑いがありましたが、徐々に慣れてきてとても実践的で流動的な練習の為、考えながら動くというのが身につく練習でした。

1日目の長野は雨天時での開催の為、足場は悪い中での練習でしたがそれでも一生懸命にプレーをするみんなを見て褒めてくれていました。
ジャッティさんはとても人間性を見てくれる指導者で話を聞くときの姿勢やあいさつなど、とても素晴らしいと褒めてくれていました。

2日目の新潟でも褒めてくれていました。呑み込みが早く、素直に聞いてくれるからだと話してくれました。

閉会式では渋澤さんからの一言が印象に残りました。

ドリームアップ賞に選ばれたことに関して
「今回はたまたま〇〇君が選ばれた。ジャッティが選んでくれたが違う指導者が来たらまた、違う人が選ばれたと思います。何かこういった選ばれるという時に必要なことはアピールすること!その為にはもっと練習して自分の武器を身につけていくことが必要です。」
と話してくれました。 アピールすることの大切さや練習することの大事さがとても心に残る言葉でした。

そして、最後にはサイン会。
全員がもらうという長蛇の列が・・・一人一人、書いてはハイタッチや握手とファンサービスが素晴らしかったです!!

満面の笑みで帰っていく生徒たちを見られました。本当にお忙しい中、お越しいただきありがとうございました。

次回のドリームアップも誰が来るのか、今から楽しみですね。